2010年のF1に新規参戦チームのひとつとして挙げられながらも、現在“空席待ち”の状態であると言われるセルビアのステファンGPの代表、ゾラン・ステファノビッチが旧トヨタF1のファクトリーを訪問した。
ステファノビッチは先週、ドイツ・ケルンにあるトヨタ・モータースポーツGmbHを訪問。TMG社長のジョン・ハウエット、木下美明副社長のほか、パスカル・バセロンをはじめトヨタF1の中核を担っていた技術陣と面会した。
ステファンGPはホームページで、今回の訪問について「非常に生産的な会合で、今後のさらなる協力について話し合われた。TMGで行われていた感動的な仕事ぶりに、我々は笑みを止めることが難しかった」と手応えを述べている。
週刊オートスポーツやF1速報でも既報のとおり、TMGでは現在来季に向けて開発されていたTF110がほぼ完成に近づいており、ステファンGPはそのTF110とTMGの施設、スタッフの協力を得ると噂されている。
チームのサイトは、「今後数週間のうちに続報をお届けできるだろう」と述べている。