2010年のフォーミュラ2シリーズチャンピオンであるディーン・ストーンマンは、病気のためI.R.Sレーシングから参戦の決まっていたフォーミュラ・ルノー3.5シリーズの参戦を断念した。
ストーンマンは、2009年にフォーミュラ・ルノーUKのチャンピオンを獲得したイギリス期待の若手ドライバー。2010年はFIA F2シリーズに参戦し、見事チャンピオンを獲得。ウィリアムズからF1のテストにも参加していた。
今季は、I.R.Sレーシングからフォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦がきまっていたが、今週はじめに睾丸癌と診断され2011年の出場を断念。
早い段階での発見のため、医師はストーンマンが完全に回復すると確信しているといわれ、すでに治療が始まっているようだ。
ストーンマンは、完全な健康を取り戻したらすぐにでもレース復帰をめざすようで、彼の家族はそれまでプライバシーを尊重してほしいと要求している。
