フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、最近チームは勢いを失っていると嘆き、今季を前にチームを離脱し、BMWザウバーに加入したテクニカルディレクター、ジェイムズ・キーの力は大きかったと述べた。
ジョーダン時代から約12年にわたりチームに所属したキーは、今年BMWザウバーに移籍し、ウィリー・ランプに代わってBMWザウバーのテクニカルディレクターの座についた。キーの後任のフォース・インディアのテクニカルディレクターは、元デザインディレクターのマーク・スミスが務めている。
シンガポールでフォース・インディアは低迷し、スーティルは予選16位、決勝9位、ビタントニオ・リウッツィは予選17位、決勝リタイアという結果だった。
「何も問題ないだろうと思っていた」とスーティルはアウト・モーター・ウント・シュポルトに対してコメントしたと、Motorsport.comが伝えている。
「後任の人たちのことは信頼している。後を引き継いだマーク・スミスはいい仕事をしている。でも残念ながら、僕らの力が弱まったことは認めざるをえない」
「今の僕らは予選でトップ10に入るのも難しくなってしまった」
「いなくなって初めて、その人間の優秀さが本当に分かるものなんだね」