エイドリアン・スーティルは、自身のF1キャリアがフォース・インディアに脅かされることに危機感を抱いており、今は他チームへの移籍も視野に入れているという。F1SAが伝えた。
スーティルは、現オーナーのビジャイ・マリヤがチームを指揮する以前の2007年からチームに在籍しており、これまで組んだチームメイトに対してもことごとく勝利を収めてきた。
しかし今シーズンのスーティルは、昨年DTMチャンピオンを獲得したスコットランドの新人ポール・ディ・レスタに開幕3戦すべてでアウトクオリファイされている。
「このままキャリアを続け、ステップアップしたいと考えている。新しいチームにしろ、同じチームにしろ、ステップアップを望んでいる」とスーティルは語っている。
彼は、チームメイトの活躍に決して慌てていないとしながらも、ディ・レスタが普通のF1ルーキーとは少し違うと主張する。
「僕は常にベストな相手と戦いたいと思っている。ストレートもまともに走れないようなドライバーと戦うためにここにいるわけじゃない」
「ディ・レスタは典型的なルーキーとは少し違う。彼はDTMのファクトリーチームで4年を過ごしてきたんだ。F3やGP2から来たドライバーとは違う」