フォーミュラEホールディングスCEOのアレハンドロ・アガグが、スーパーアグリ・フォーミュラEの参戦を歓迎し、将来日本でレースを開催できるようになることを期待していると語った。
スーパーアグリF1チームを率いた鈴木亜久里氏は、1日、「スーパーアグリ・フォーミュラE」の名称で、電気エネルギーのみを利用するフォーミュラカーが走る新しい選手権、フォーミュラEシリーズに参戦することを正式に発表した。
フォーミュラEは2014年にスタートする。
参戦発表に際し、フォーミュラEホールディングスCEOのアガグは、スーパーアグリの参戦が日本での開催につながることを期待すると語った。
フォーミュラE選手権は、電気自動車の技術に関する研究開発のための枠組みとなり、電気自動車への関心を高めることを目的としており、世界中の大都市の中心部でレースを開催する。
最初のシーズンは、2014年9月20日の中国(北京)から始まり、マレーシア、香港、ウルグアイ、アルゼンチン、アメリカ(ロサンゼルス)、アメリカ(マイアミ)、モナコ、ドイツ(ベルリン)、2015年6月27日のイギリス(ロンドン)の第10戦で幕を下ろす予定となっている。
「スーパーアグリがFIAフォーミュラE選手権に参戦することになり非常に嬉しい。またひとつ著名なチームが加わってくれた」とアガグ。
「日本には長く受け継がれてきた素晴らしいモータースポーツの歴史があり、世界最大であり最も卓越した自動車産業を有する国のひとつだ。日本のチームが参戦することを非常に名誉に思う。これがメーカーの関心を引き出し、将来この国でのフォーミュラEレースの開催につながることを願っている」