GTアソシエイションは17日、7月28日〜29日に開催されるスーパーGT第4戦スポーツランドSUGOのエントリーリストを発表した。GT500クラスは15台、GT300クラスは25台がエントリ−。40台がエントリーしており、予選落ちが出ることになる。
スーパーGT第3戦セパンから1カ月以上の間隔をおいて行われるスーパーGT第4戦SUGO。GT500クラスでは、開幕3戦と変わらないエントリーになっているが、中盤戦を迎えウエイトハンデが厳しくなる頃でもあり、70kgを越えるウエイトハンデを背負うZENT CERUMO SC430、RAYBRIG HSV-010などは、アップダウンが激しいSUGOで苦しい戦いも予想される。
一方、GT300クラスは新たに無限 CR-Z GTがこのSUGO戦から参戦開始。また、昨年のウイナーで今季これまで参戦していなかったTeam SGCがパッケージもそのままに復帰する。さらに、第3戦セパンをスキップしていたマッハGoGoGo車検Ferrari458やDIJON音々CALLAWAYワコーズEDが復帰することもあり、大量25台のエントリーを集めている。
気になるのは、両クラス合計40台ものエントリーを集めたことで、予選落ちが出ることが確定したことだ。スーパーGTではラウンドごとに最大決勝出走台数が決まっており、他のラウンドが42〜45台となっているのに対して、第4戦SUGOについては38台となっている。これにより、2台は予選落ちとなることになる。
スーパーGTには“シード権チーム”という仕組みがあり、2011年度のシリーズ全戦に参加し、11年度獲得ポイントランキング各クラスの12位までがシードとして認定される。これらのチームとワイルドカード参加車両は、すべての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。
GT300クラスを中心に、今回のスーパーGT第4戦SUGOは予選から緊迫した争いが展開されることになりそうだ。