PRESS RELEASE
THEODORE RACING
SJMとセオドールレーシングはタイトルスポンサーのパートナーシップを締結。パートナーシップを拡大し第61回マカオグランプリに参戦。
2014年11月12日 マカオ
今年SJM(Sociedade de Jogos de Macau, S.A.)はセオドールレーシングへのスポンサーシップを拡大し、同時に第61回マカオグランプリのオフィシャルパートナーとなりました。SJMセオドールレーシング・バイ・プレマ(英語表記: SJM Theodore Racing by Prema)は昨年達成した、”マカオグランプリウィナー”の座を守る為に25年ぶりに3台へとチーム体制を拡大し、このマカオに戻ってきました。
SJMは数あるカジノオペレーターの中でも唯一、地元マカオの会社であり、リスボアホテル/グランドリスボア等を運営している会社です。昨年のダイアモンド・アニバーサリー・イヤーである第60回マカオグランプリに21年ぶりに復活したセオドールレーシングに対しスポンサードを決め、感動的な復活優勝を果たし、今年はさらにチームに対するスポンサーシップを拡大しました。
“セオドールレーシング”は同時に”マカオグランプリ”の代名詞でもあります。その理由は初代セオドールレーシングの代表であるテディ・イップ(シニア/故人)の残した栄光の軌跡にあります。テディ・イップはミスター・マカオグランプリと呼ばれグランプリの発展のみならず、マカオの発展に大きく寄与しました。そして1970年代はF1、1983年から1992年まではF3チームとしてマカオグランプリに参戦してきました。
その息子であるテディ・イップJr.は昨年セオドールレーシングを復活させ、その再デビューを優勝で飾ると言うメイクミラクルを達成いたしました。昨年は英国人ドライバーのアレックス・リンを起用しましたが、そのアレックス・リンはマカオグランプリを制覇した後、レッドブルレーシングに抜擢されると言うサクセスストーリーを築き上げる事に成功したのです。
2014年のSJMセオドールレーシング・バイ・プレマのマシンはダラーラ312メルセデスを使用。エステバン・オコン(フランス)、アントニオ・フォコ(イタリア)、ニコラス・ラテフィ(カナダ)の3名を起用。
E・オコンはロータスF1ジュニアチームのドライバーで、FIAヨーロピアンF3のチャンピオンで、すでに先日ロータスF1のテストも経験しました。A・フォコはフェラーリドライバーズアカデミーのドライバーでFIAヨーロピアンF3のシリーズランキング5位。N・ラテフィは同シリーズ10位です。
この3名は今年のセオドールレーシングのドライバーとなった事で、過去にセオドールレーシングが生み出してきたスタードライバーの中にその名を連ねる事になります。
セオドールレーシングが過去に生み出したレーシングスターは1978-1992年の間に26名を数え、二十数名がF1へステップアップし、4名のドライバーがF1世界選手権にてワールドチャンピオンを獲得しております。その名は”ケケ・ロズベルグ”、”アラン・ジョーンズ”、”ミカ・ハッキネン”にいまや伝説のスーパースターとなった”アイルトン・セナ”と、錚々たるメンバーがその名を連ねています。
SJM取締役会 会長 蘇 樹輝 博士(英語名:Dr. Ambrose So)
『このSJMとセオドールレーシングのパートナーシップを大変に嬉しく思っております。SJMもセオドールも同じマカオを故郷としています。そして互いに”勝利”と言うDNAを持ち合わせている事は紛れも無い事実なのです。』
セオドールレーシング・バイ・プレマ代表 テディ・イップJr.
『今年もまたSJMと一緒にマカオグランプリに戻ってくる事を大変に嬉しく思います。昨年の勝利の流れをさらに完璧にする為に、今年は3台体制とし万全の準備をしてきました。私の父は後にF1ワールドチャンピオンになったドライバーを何人も走らせてきました。同様に私も才能ある若者を世界へと羽ばたくきっかけを作りたいと考えております。今年の3名のドライバーのうち2名はすでにF1のジュニアチームに所属しその切符を手にしています。私は今年の3人のドライバーのポテンシャルを確信しているのです。』
プレマパワー チームマネージャー レネ・ロシン
『自分の父親であり1983年にプレマパワーを作ったアンジェロはセオドールレーシングのヒストリーを良く知っております。この偉大なるヒストリーは私たちに確実に受け継がれてきています。このチームはマカオの重要なヒストリーの一部である事を良く理解しています。今年もセオドールレーシグと我々がパートナーシップを組み一緒にこのマカオグランプリを闘える事を大変に嬉しく思っています。』
Car No.1 エステバン・オコン
『セオドールレーシングは伝統のあるチームである事はよく理解しています。この伝統のひとつのサクセスストーリーを作れるようにベストを尽くします。』
Car No.2 アントニオ・フォコ
『セオドールレーシングとプレマパワーとのコンビネーションは昨年のマカオグランプリで信じられないメイクミラクルを達成しました。世界でもっとも難しいと言われるこのマカオ ギア・サーキット。自分にとって初めてのマカオですが、今年のユーロF3の経験を活かしてベストを尽くします。』
Car No.3 ニコラス・ラテフィ
『自分はこのギア・サーキットをエンジョイしています。昨年に続き二度目の参加ですがベストを尽くします』