今週、イタリアのメディアが、HRTはブルーノ・セナに代わって山本左近をレースドライバーに昇格させることを検討しているのではないかと報じたが、セナがそのウワサを否定した。また、チームプリンシパルのコリン・コレスは、セナが今後いい仕事をしてくれることに期待していると述べている。
イタリアのアウトスプリント誌は、HRTはセナの代わりにテスト&リザーブドライバーの左近を走らせることを検討していると報じた。しかしセナはtwitterを通じてファンにメッセージを送り、このウワサを否定した。セナは以下のようなツイートを投稿している。
「みんな、たくさんのツイートありがとう。インターネットで言われているウワサは本当じゃないからね。カナダを楽しみにしている。じゃあまたね!」
またチーム代表のコレスは、3日、チームの公式サイトで発表したインタビューで、レースドライバーのカルン・チャンドックとセナについて、次のように語っている。
「カルンとブルーノはとても才能のある若いドライバーで、シーズン序盤戦を通して成長してきた。ブルーノはイスタンブールの予選でとてもいいパフォーマンスを見せたし、カルンはモナコでいいレースをした。残念ながらブルーノは燃料のピックアップのトラブルで、カルンはレースアクシデントで、それぞれいい結果を出せなかった。ブルーノとカルンが今後のレースでいい仕事をし、チームの全体的なパフォーマンスが向上することに期待しており、またそうできるという自信も持っている」
また、テスト&リザーブドライバーの左近とクリスチャン・クリエンについてコレスは、「(金曜フリープラクティスで走行し、)ふたりともいい仕事をしてくれた。エンジニアがより多くのフィードバックを得ることができた」と語っている。