2014 アメリカグランプリ フリー走行
気温の変化が予測されるグランプリ週末
ミディアムとソフト間のタイム差は、ラップあたり約1.3秒
ハミルトンが両コンパウンドで最速タイムを記録
2014年10月31日、オースティン
サーキット・オブ・ジ・アメリカズは、ラップを通してタイヤに課せられる厳しさや、週末および一日の中での天候状態に関して、まさに変化に富んだサーキットです。
FP1とFP2の間に、気温は6°C、路面温度は16°C上昇しました。この変化は、オースティン用に選択されているP Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroイエロー・ソフトコンパウンドの動作に大きな影響を及ぼします。今回のタイヤ選択は、これまでサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたアメリカグランプリで使用されたミディアムとハードよりも一段階軟らかい組み合わせとなっています。
明日の天候は、今日よりもかなり涼しいコンディションになり、最高気温が19°Cと予測されています。
今年のグランプリカレンダー中でも長距離の部類に入るこのサーキットにおける、現時点の両コンパウンド間の性能差は、ラップあたり約1.3秒となっています。午後のFP2では、摩耗とデグラデーションが午前中のFP1よりも大きくなったため、各チームは、トラックポジションを上げるチャンスが得られる正しい戦略への柔軟なアプローチを求められることになります。
メルセデスのルイス・ハミルトンが、本日行われた両フリー走行セッションの最速タイムを記録しました。FP1ではミディアムタイヤでセッション自己ベストタイムを記録し、FP2ではソフトタイヤでチームメイトよりもわずか0.003秒速いベンチマークタイムとなる1分39秒085を記録しました。
ポール・ヘンベリーのコメント:
「オースティンでのグランプリも3年目を迎え、トラックは明らかに改善されてより大きなグリップが得られるようになりました。また、広範囲に渡る温度変化があった今日のセッション中にも路面の改善が進みました。今日よりもだいぶ涼しくなりそうな明日の予選を含めて、明日以降も同様の温度変化が見込まれています。ここまで見た限りでは、決勝では2ストップが主流となるでしょう。トラックポジションによっては、入り組んだ戦略を採るチームもあるかもしれません」
FP1
1/ハミルトン/1分39秒941/ミディアム新品
2/ロズベルグ/1分40秒233/ミディアム中古
3/バトン/1分40秒319/ミディアム中古
FP2
1/ハミルトン/1分39秒085/ソフト新品
2/ロズベルグ/1分39秒088/ソフト新品
3/アロンソ/1分40秒189/ソフト新品
本日の統計:
走行距離*
ミディアム/3,908
ソフト/1,653
使用セット数**
ミディアム/54
ソフト/19
最多ラップ**
ミディアム/28
ソフト/24
*本日のFP1とFP2での全ドライバーによる総走行距離(km)
**コンパウンド毎の全ドライバー統計
***わずかにダンプコンディションが存在したため、7名のドライバーがインターミディエイトを使用してFP1でインスタレーションラップを行った。
今日の豆知識:
ピレリのアメリカ本社はジョージア州のローム(Rome)にあります。昨年、このアメリカ本社は設立10周年を迎えましたが、ピレリのアメリカにおけるタイヤ製造は1988年から行われています。アメリカ市場向けのP ZeroやCinturatoを含むピレリのプレミアムタイヤ全レンジは、ここで製造されています。
