2010ダカールラリーは4日、アルゼンチンのラ・リオハからフィアンバラに至るステージ3が行われ、ステファン・ペテランセル(BMW X3CC)がステージベストをマーク。総合でもトップに浮上した。
本格的なデザートステージとなったステージ3では、初日トップのホワン・ナニ・ロマ(BMW X3CC)がまたも転倒、また、フォルクスワーゲン勢でもジニール・ドゥビリエがブレーキトラブルに見舞われ大きく遅れている。
この日冷静な走りでベストを奪ったのはペテランセル。「今日はいい1日だった。6番手でスタートしてトップだったんだからね。短い距離だったけど、柔らかい砂丘やミスコースもあり、簡単なステージじゃなかった」と語る。
2番手は堅実にトップを追うカルロス・サインツ(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)。ステージ2で首位だったナッサー・アル-アティヤー(フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ)は10分遅れ3番手となっている。
三菱レーシングランサーのJMBストラダーレ勢は、カルロス・スーザが9番手。スバル・フォレスターを駆っていた池町佳生は残念ながら相次ぐトラブルによりチームが撤退を決定している。
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