7月17日から20日にかけて、エストニアのタルトゥを中心に、2025年WRC世界ラリー選手権の第8戦『ラリー・エストニア』が開催され、トヨタ・ガズー・レーシングWRTからスポット参戦したオリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)がキャリア初となる総合優勝を飾った。また、日曜日のみのタイムでポイントを競う“スーパーサンデー”も同ペアが最速に。一方、日本人ドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はメカニカルトラブルに見舞われリタイアとなっている。
2025年WRCはポイントシステムが調整されており、2024年に導入されていた土曜日時点の暫定順位に応じたポイント配分が廃止され、ラリー終了時点での順位に応じてもっとも配分の高いポイント(最大25点)が与えられることとなった。加えて“スーパーサンデー”(最大5点)と最終パワーステージ(最大5点)の成績に応じたボーナスポイントが与えられる。
