2012年からIZODインディカー・シリーズでは、新たなDW12シャシーが導入されるが、13年からは他のマニュファクチャラーを交えて、エアロパッケージを変更することができる。しかし、ダラーラは来季に向けて、新しいエアロパーツを製作しないとした。

 インディカー・シリーズの新シャシーであるDW12は、フロントのノーズやウイング、カウルなどを他のマニュファクチャラーが製作でき、異なるルックスのマシンが競うことが売りのひとつとされていた。しかし、コストの関係から2012年シーズンはダラーラが供給する共通のエアロパッケージで全車が争うことが決まっている。

 そんな中、2013年には他のマニュファクチャラーがエアロキットを製作する可能性があるが、ダラーラのアンドレア・トソは現在のところ、今季のエアロパッケージのスペアを製作することに集中しているとインディカー・シリーズの公式サイトで語っている。

「我々はインディカー・シリーズと強力な関係にあり、現在のところ2012年シーズンを通してスペアパーツを安定して供給しなければならない。今のプライオリティはそこに置かれている」とトソは語る。

「チームが2013年に、現在のパーツを使用すると決めた場合にも、我々は今のパーツを供給しなければならない。これにより、2012年に使用されるパーツが将来的に使用できることを確実にすることになる」

 ただしトソは、将来依頼があれば、新しいエアロパーツを製作する可能性があることを否定しなかった。

「新しいエアロキットの開発には莫大な予算がかかる。単独のチームが行うならば、ダラーラには利益をもたらさないだろう」とトソ。

「ダラーラはエンジニアリングリソースを、エアロパッケージを開発するサードパーティに提供する興味はもっている」

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