フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロが、来季のドライバーで決定しているのはフェリペ・マッサのみであり、もうひとりのドライバーについては検討中であると述べ、フェルナンド・アロンソのフェラーリ入りの推測をさらに高めている。
フェラーリは、現在のドライバー、キミ・ライコネンとマッサの両者と2010年の契約を結んでいる。しかし、シンガポールGPを前に、ディ・モンテゼモロは、マッサの残留は確実としながらも、チームメイトについてはまだ決定していないと発言した。
「我々はブラジル人ドライバーを走らせる。彼には再びチャンスを与えるだけの価値があるからだ。ありがたいことに彼は回復した」というディ・モンテゼモロの発言をロイターが伝えている。
「その他の点については、ベストの選択を検討しているところだ。しかしまだ時間はある。今後数週間のうちに決断するだろう」
一方ライコネンは、報道陣にコメントを求められ、自分は契約を有しており、以前と一切状況は変わっていないと述べた。
「状況は変わっていない」とライコネン。
「僕は契約を結んでいる。彼らはそれについて話をすることを望んでいるのだろうが、前回のレース、あるいはその前のレース以降、状況は何も変わっていない」
