マルシャの元テストドライバー、マリア・デ・ビロタの急逝を受けて、FIAは11日、声明を発表した。
デ・ビロタは、昨年7月、マルシャの直線テスト後にチームのトランスポーターの後部にクラッシュ。重症を負い、右目を失った。ただ、その後は順調に回復した彼女は、FIAドライバー委員会のメンバーも務めるなど、精力的に活動を行っていた。
発表されたFIAの声明には、以下のように記されている。
「本日FIAは、今朝スペインで亡くなったマリア・デ・ビロタの家族に心から哀悼の意を表することで一致しました」
「WTCCとF1の元テストドライバーで、ウーマン・イン・モータースポーツ委員会、FIA交通安全運動大使、そしてFIAドライバー委員会のメンバーだったマリアは、FIAコミュニティと彼女を知る全ての人にとって大変惜しまれる存在です」
また、FIA会長を務めるジャン・トッドは、声明の中で次のように語った。
「今日はモータースポーツにとって非常に悲しい日となった。デ・ビロタ家には心から哀悼の意を表する。マリアは、モータースポーツに携わる女性の指導的存在であり、交通の安全性に関して熱心に活動していた」とトッド。
「何より、彼女は私が深く尊敬する友人だった」
「彼女の勇気と強さ、決断力は、トラックで起きた彼女の不幸を、サーキットだけでなく世界中に対する交通安全への強力なメッセージへと転換させた。マリアはFIAの最愛のメンバーだった。我々は本日、彼女の家族へ思いを馳せている」
