ペドロ・デ・ラ・ロサがルーベンス・バリチェロの後を継ぎ、今年グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)の会長を務めることが明らかになった。
バリチェロはウイリアムズのシートを失い、インディカー転向を決めた。そのためGPDA新会長を決める必要が出てきたわけだが、すでに昨年末にドライバーたちは、後任が必要になった場合にはデ・ラ・ロサを選ぶと決めていたという。
「昨シーズン末の時点で、ルーベンスがF1から去った場合には僕が(会長の役割を)引き継ぐことで(ドライバーたちは)合意していた」とデ・ラ・ロサは認めた。
「ドライバーたちの投票でそういう結果が出ていた。だから僕が後を継ぐ」
「ルーベンスがF1に残っていたら、皆、彼に続けてもらいたいと思ったし、彼は素晴らしい仕事をしただろう」
デ・ラ・ロサは2008年から2010年までGPDA会長を務めた経験を持つ。
開幕戦オーストラリアGPで投票が行われ、セバスチャン・ベッテルとフェリペ・マッサが引き続き理事を務めることが決定する見込みとなっている。