マクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサは、今週末のF1アブダビGPでは、ピレリが持ち込むミディアムタイヤよりもソフトタイヤの方が機能するとの考えを示している。
現在、マクラーレンのテストドライバーを務めるデ・ラ・ロサは、今シーズンからタイヤを供給するピレリのタイヤ開発に深く関わってきた。
「シーズン開幕前にピレリのテストをして、アブダビには素晴らしい思い出があるよ」とデ・ラ・ロサ。
「多くを学び、今シーズンがどのようになってくかを感じ取り、とてもポジティブな仕事ができたんだ。今シーズンのF1が成功した理由のひとつは、ピレリとタイヤのデザインによるところが大きい。去年よりもピットストップ回数が増え、デグラデーションが大きくなったことでレースがさらにエキサイティングになったんだ」
デ・ラ・ロサはレースが開催されるヤス・マリーナ・サーキットの路面がスムースなため、ミディアムタイヤのウォームアップには時間がかかるとみている。
「アブダビはスムーズな路面で、タイヤにはそんなに厳しくない。特にリアには厳しくなくて、デグラデーションも限定されている。だから、ハード側のコンパウンドのウォームアップには時間がかかるかもしれないし、ソフト・タイヤの方が上手く機能すると思う。ソフトがレースで多用されることになるだろう。でも、最新のF1マシンは、僕たちがテストに使用していたクルマに比べれば、ダウンフォースの量も大幅に増えているから、状況も変わってくるかもしれないね」
「今年僕が学んだことのひとつは、心を広く持ち、レース中タイヤの変化に対して極めて迅速に対応しなければならない、ということだ。韓国GPでもそうだった。スーパーソフトとソフトという選択は、みんながアグレッシブ過ぎると思っていたけど、ピットストップは2回だけで、実際には素晴らしい選択だったんだからね。みんなアブダビでのレースを今回も楽しめるだろう。2つのオーバーテイクポイントがあり、素晴らしいサーキットだよ。いくつか高速コーナーもあり、シケインへのヘビーブレーキングや、低速で技術的に難しい最終セクターもある。アブダビでもうひとつ優れているのは、良質なアスファルトのランオフエリアが多くて、非常に安全だという点だね。だから、大きなリスクを冒すことなく、何かを試したりもできるんだ」
