BMWザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、次戦スペインでのホームグランプリでは、マシンにニューパーツが導入され、フェラーリエンジンのトラブルも解決されて、パフォーマンスの大幅な向上が期待できると述べた。
「(上海では)異なる理由でセンサーとニューマチックシステムのトラブルが出た」とデ・ラ・ロサはスペインのエル・ムンド・デポルティーボに対してコメントしている。
「フェラーリはエンジントラブルを解決したものと期待している。バルセロナには大きな望みを抱いている。マシンパフォーマンスの向上のために新しいパーツを持ち込む予定なんだ。大きな飛躍になるよ」
また、デ・ラ・ロサは、フォース・インディアから移籍してきた新テクニカルディレクターのジェイムズ・キーに大きな期待を持っている。
「彼はこの役割にふさわしい人間だと思う。(中国GPの)週末にすぐさま、彼がもののわかった人間であることがわかった。彼はすでに我々の弱点を知り、それに対する対策を講じている」
「この世界では、他の環境で働き、他のマシンを扱ってきた人間から新しいアイデアをもらえるのはとてもいいことなんだ。時々は新しい人間を入れることが重要だ。トップチームは、毎年あるいは1年おきに、他のチームから人を引き抜いている」