ロータス・レーシングのヤルノ・トゥルーリは、トラブルのすべてが自分のマシンに起こると嘆き、新チームでのデビューイヤーは厳しいものになることは分かっていたが、ほとんど走ることすらできないとは思っていなかったと語った。しかし彼は、チームには大きなポテンシャルがあり、少しずつ前進していけるだろうとも述べている。
チームメイトのヘイキ・コバライネンは4戦中3戦完走を果たしているが(バーレーン15位、オーストラリア13位、中国14位)、トゥルーリは、バーレーンでは完走扱いになっているもののトラブルでマシンをとめており、チェッカーを受けたのは実際にはマレーシアの1戦のみとなっている。
「大変だろうということ、すべてを一から始めるので時間が必要だろうということは分かっていた。(でも)走ることぐらいはできると思っていた」とトゥルーリはアウトスプリント誌に述べている。
「なのに、4戦の間、1戦はスタートできず、完走したレースも理想とはほど遠い状況だった」
「僕のマシンに不運が続いている。すべて僕のマシンに、僕のマシンだけに起こっているみたいだ。今のところ、自分が期待していたような状況ではない。タフな戦いになるとは思っていたけれど、実際まだ走れてもいないような状態だ。評価は一年の終わりに下すことにするよ」
トゥルーリは、チームが苦戦しているのは準備期間が十分にとれなかったせいであり、1戦1戦を通して今後力をつけていくだろうと述べている。ロータスのエントリー承認は、他の新規チームより3カ月遅れて昨年9月になされた。
「F1というトップカテゴリーで僕らはちゃんとチームとして機能している。でも残念ながら時間がなかったせいでポテンシャルの10パーセントしか発揮できていない。テストができないので、レースの週末にテストをし、システムをうまく回していくしかない。僕らにとって今年はまだ見習い期間なんだ」
「十分な準備期間がなかったことが、ロータスが今苦戦している一番の原因だ。事前にいろいろなことを調整する時間があれば、システム、マシン、ギヤボックス、ハイドロリックシステムなどすべてのことの準備をもっと整えて、いいスタートを切ることができたはずだ。そういった作業は今、1戦ごとに進められている状態だ」
