2010年F1第6戦モナコGPの日曜決勝で、ロータスのヤルノ・トゥルーリは15位完走扱いながら、フィニッシュできず、カルン・チャンドックとの接触はレーシングアクシデントだったと説明した。ヘイキ・コバライネンはリタイアしている。
■ロータス・レーシング
ヤルノ・トゥルーリ 決勝15位
僕にとっていい週末じゃなかった。ピットストップでホイールガンにトラブルがあり、HRT勢の後ろで押さえられることになった。なんとかオーバーテイクするスペースを見つけようとしていたら、最終ラップのセカンドとサードセクターでカルンがペースを落としたように感じた。ラスカスでスペースを見つけたので追い抜きをかけてみたが、接触し、そこでレースを終えることになった。あれはレーシングアクシデントのひとつだよ。チームとしては正しい方向に進んでいると思う。不運とは縁を切って、次のトルコに臨みたい。
ヘイキ・コバライネン 決勝リタイア
最初から素晴らしいレースだった。リスタートではタイヤの温度を上げるのに少し苦労したけれど、すべてをうまく機能させられるようになってからは、ルノーについていけるといっていいぐらいのペースで走れた。すごくプッシュしたし、マシンのフィーリングは素晴らしかった。バランスがとてもよかったよ。その後、ステアリングのアライメントが少し狂っているように感じ、右コーナーではロックするまで切らなければならなくなった。トンネルの中でさえね。そのうちに危険に感じるほどの状態になり、リタイアした。モナコではリスクは冒せないから、ピットインしたんだ。メカニカルトラブルだったよ。でも今日のレースにはとても満足している。今回もまた、新規チームの中でベストであること、前のグループと近いところにいることをはっきりと見せつけたからね。これからもプッシュし続けていけば、結果が出せると思う。