2012年のIZODインディカー・シリーズも残り3戦となり、チャンピオン争いはますます混沌としてきた。現在ポイントリーダーのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)から4位のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)まで28ポイント差の僅差になっている。

 前戦のミド・オハイオでディクソンに敗れたものの2位に入り、ポールポジションと最多リードラップも稼いでポイントリーダーに返り咲いたパワー。ここ数年ダリオ・フランキッティと最終戦まで争い敗れているだけに、「自分たちができることはすべてやる。目指すはシリーズタイトルだ」とチャンピオンに賭ける思いは誰よりも強いだろう。

 ランキング2位には、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)。3連勝でポイントリーダーに躍り出たハンター-レイだが、ここ2戦ではポイントを稼げずパワーに逆転を許してしまった。しかしパワーとの差はまだ5ポイントしか開いておらず、タイトルの可能性は十二分に狙える。

 パワーのチームメイトで無冠の帝王エリオ・カストロネベスは353ポイントで3位。エドモントンでの勝利で、悲願のチャンピオンを狙える位置にランクアップしたが、ミド・オハイオでは、エンジン交換のペナルティもあり14ポイント差しか得ることができなかった。

 得意のミド・オハイオで勝利しチャンピオン争いに留まることができたディクソン。4人の中でチャンピオン経験者はディクソンのみで、、唯一のホンダ・エンジン勢だ。ここ数年チャンピオンを獲得しているチップ・ガナッシだけに、残り3戦も名門の強さを発揮するだろう。

 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)は、233ポイントのシリーズ14位にランクしている。

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