2012年F1第12戦ベルギーGPの土曜フリー走行は、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は4番手の好位置につけた。
金曜から一転して晴れ間の広がった予選日のスパ。しかし、FP3開始序盤は気温12度、路面温度も20度とまだサーキットは十分に温まっておらず、コース上には至る所にウエットパッチが点在した。
そんななか、11時(現地時間)ちょうどにコースがオープンになると、小林可夢偉のザウバー勢を先頭に全車が早くもコースイン。各ドライバーは前日雨で走れなかった遅れを取り戻そうと序盤から積極的に周回を重ね、開始5分には早くも10台ほどがタイム計測を行った。
ベルギーGPでダブルDRSの搭載が噂されていたロータスは、金曜日に十分なテストができなかったとして、今レースでのデビューを延期すると表明。このFP3でも搭載を見送ったロータスは、モンツァ(イタリアGP)の金曜フリー走行で再びテストする意向を明らかにしている。
セッションが中盤に入るとフェラーリ勢が速さを見せた。トップにつけたアロンソに続いてフェリペ・マッサも2番手に浮上。彼らはリヤのダウンフォースをさらに削るために、リヤウイング下に設けたミニウイングのほか、ガーニーフラップも取り外している。
そのフェラーリ勢とともにザウバー勢も期待通りの速さを見せた。2台はタイヤをミディアムにスイッチするとペレスがトップに浮上、可夢偉も僅差で2番手につける。
可夢偉とペレスのザウバー2台は終盤の予選シミュレーションでもアロンソ、キミ・ライコネンに続く3、4番手タイムをマーク。レッドブルやマクラーレンも含めた1秒以内のトップ10で一際存在感を放っている。
なお、メルセデスのニコ・ロズベルグはセッション開始10過ぎに突然マシンがストップし、わずか5周で走行を終えた。
