メルセデスGPを離脱したニック・ハイドフェルドが、ピレリの公式テストドライバーになることを認め、このチャンスを獲得することを許可したメルセデスに感謝した。
2011年からF1公式タイヤサプライヤーになるピレリは、17日からトヨタの2009年型マシンTF109を使用してタイヤテストを行うものと見られている。以前から推測されていたとおり、メルセデスのテスト&リザーブドライバーを務めたハイドフェルドがテストドライバーに就任することになり、これに伴って、彼はメルセデスを離脱することがチームから正式に発表された。
「まず最初に、僕がピレリの公式テストドライバーになる機会を得ることを許してくれたロス・ブラウン、ノルベルト・ハウグ、ニック・フライに感謝したい」とハイドフェルドは、チームのリリースにおいて述べている。
「チームは、こういったチャンスが現れた場合にはそれを妨げたりはしないと常々述べており、僕がこのエキサイティングな新しい役割を引き受けることを認めてくれた」
「メルセデスGPペトロナスの全員に感謝する。今年僕らは素晴らしい協力関係を築いた。リザーブドライバーとしてのポジションでチームをサポートすることができ、とても楽しかったし、最初から歓迎を受けた。現ワールドチャンピオンと働く機会を持てたことは、とても素晴らしい経験だった。今季、そしてそれ以降の彼らの活躍を祈っている」