ニック・ハイドフェルドは、F1世界チャンピオンになるという自分の究極の目標を今も諦めてはいないと語った。

 国際F3000でタイトルを獲った後、2000年にプロスト・グランプリからF1デビューを果たし、今年10年目のシーズンを送っているハイドフェルドは、表彰台に12回上っているものの、まだ最上段には立っていない。

「同じマシンに乗ってフェリペ(・マッサ)、キミ(・ライコネン)、マーク(・ウエーバー)のようなドライバーたちに勝った。彼らはその後タイトル争いに挑戦したり、チャンピオンになったりしている。それはとても満足していいことだと思う」とMotorsport-Magazin.comのインタビューにおいてハイドフェルドは過去のチームメイトたちのことを語った。
「でも自分はいいマシンに乗るチャンスに恵まれたことがないのが悔しい」

 今季のBMWザウバーF1.09は勝てる力を備えたマシンではないものの、ハイドフェルドはチームメイトのロバート・クビカをしのぐポイントを獲得している。BMWは今季末をもってF1から撤退することを決めているが、ハイドフェルドは来年に向けて古巣ウイリアムズへの復帰や新規チームへの移籍がウワサされている。彼は今後もF1ワールドチャンピオンになるという夢にチャレンジし続けると語る。

「レースで安定した走りをし、常にチェッカーフラッグを受けることが重要だ」とハイドフェルド。
「実際、競争力のあるマシンをドライブしていて、タイトルを争っていたとしたら、それが決定的な要因になり得る」
「でもそれとは逆に、コース上でいい順位を獲得するためには、適切なレベルのアグレッシブさも必要とされ、それを見極めなければならない。いつかワールドチャンピオンになりたい。僕がやっているすべてのことが、その目的のためだといっていい」

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