ルノーのチームボスがニック・ハイドフェルドのパフォーマンスに不満を表しており、ハイドフェルドがシートを失う恐れがあるとの報道がなされている。
けがで療養中のロバート・クビカの代役としてハイドフェルドは今季ルノーに加入した。彼は2012年も残留したいと公言しているが、チームボスは彼のパフォーマンスに不満を持っており、ハンガリーGPの金曜プラクティスでは彼の代わりにリザーブドライバーのブルーノ・セナを走らせることを決めた。
ルノーのチームプリンシパル、エリック・ブーリエは、フランスのEurosportに対してハイドフェルドのここまでのパフォーマンスに「間違いなく失望している」と認めたとF1SAが伝えた。
「パフォーマンスについてはビタリー(・ペトロフ)の方に頼る部分が大きい。ニックはマシン開発の方が向いている」
「彼(ハイドフェルド)はシート喪失の心配をすべきか?」とドイツのAuto Motor und Sportが問題を投げかけ、ルノーチームのオーナー、ジニー・キャピタルのジェラール・ロペスは、数週間前、セナとともに彼の母国のブラジルにスポンサーを探しに行ったと報じている。
Bild紙は「彼(ハイドフェルド)のコクピットがもはや安泰ではない可能性がある」と記している。