ここ数年インディ500などを中心にIZODインディカー・シリーズに参戦しているデイビー・ハミルトンが、サム・シュミット・モータースポーツの共同オーナになることが明らかになった。
昨年は、インディ500とテキサスにスポット参戦したハミルトンは、2001年にサム・シュミット・モータースポーツからインディカーに参戦。5戦に出場するもレース中のクラッシュで足に大怪我を負いしばらくレースを離れることとなった。2007年から再びインディカーに戻ってきたハミルトンは、今回共同オーナーという形でかつて所属したチームに復帰することとなる。
ハミルトンとシュミットは過去20年間に渡って友人であり、チームメイトであり、ライバルだった。シュミットはその旧友の復帰に対し大いに歓迎しているようだ。「チームにデイビーを招くことができゾクゾクしている。彼は皆から信頼されすばらしい友人だ。彼はレーシングビジネスの経験があり、チームにとって大きな長所となるだろう。」
「もっとも重要なことは、彼がトラックの内外で挑戦するすさまじい競争者だということです。我々は今までに出会った誰よりもいい関係を築くことができるよ」とコメント。
ハミルトンは、「サムとの新たなチャレンジに非常に興奮している。サムよりビクトリーレーンに向かってハードに仕事している人はいないし、私は勝利できるように支援したいね」と語る。
サム・シュミット・モータースポーツは、シュミット/ハミルトン・レーシングに名称は変更となるが、昨年の12月にアナウンスしたとおり、ホンダエンジンを使用しサイモン・ペジナウがステアリングを握る。
