ルイス・ハミルトンは、マクラーレンがタイトルを獲得する力のあるマシンを用意できなければ、同チームを離れるかもしれないと示唆した。
幼いころからマクラーレンから支援を受け、F1にデビューしたハミルトンは、来季末で同チームとの契約が切れる。個人マメジメントが変更されたこともあり、ハミルトンは他のチームへの移籍も検討するのではないかと推測されている。
中国GPの木曜、ハミルトンはイギリスメディアに対して、今はマクラーレンに満足しているが、それが永遠に続くとは限らないと述べた。
キャリアの最後までマクラーレンにいると思うかという質問に対してハミルトンは、「ワールドチャンピオンシップの獲得以外のことは、何も考えていない。まだF1にデビューしてからそれほどたっていないしね」と述べた。
「居心地がいいトップチームで走れてラッキーだと思っている。でも僕はタイトルを獲りたいんだ」
マクラーレンへの忠誠心は永遠に続くわけではないのかと聞かれ、「もちろんそうだ」とハミルトンは答えた。
「ここでレースをするのは楽しいし、このまま続けていきたい。でも1年の終わりには、そのチームでの自分のポジションと、その年に何が起こったかを評価する必要がある」