マクラーレンのルイス・ハミルトンが、金曜日の夜に現地のビクトリア警察に検挙されていたことが分かった。公道での行き過ぎた運転が原因だという。
ABCのリポートによれば、ハミルトンはアルバートパーク周辺の道路で自身が運転するメルセデスの新しいスポーツカーでバーンアウトといった過激な運転をしていたところをビクトリア警察に止められ、検挙されることになったという。
ビクトリア警察のスポークスマンは、「スイス在住のこの男性はアルバートパーク・サーキットを後にする際の現地時間午後9時15分に停止を受けました」とのコメントを発表した。
この一件はハミルトンが車を不適当に使用したものとされ、裁判所への出廷こそ免れたものの今後法的なプロセスが発生する模様だ。また当然のように罰金も科され、乗っていたメルセデスも48時間に渡り押収されている。ただ、ハミルトンにアルコール反応はなく、彼は宿泊するホテルに帰ることが許されたという。
担当巡査の話では、当時のハミルトンは「非常に協力的だった」とのこと。マクラーレンを通じて短いコメントを発表したハミルトンは、「今夜、僕は行き過ぎた運転を犯し警察から停止を受けてしまった。とても愚かな行為だった。謝罪したいと思う」と自らの行為を悔いている。
FIAおよびFOTA(フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション)のメンバーはこのオーストラリアから、世界の交通安全を訴える“Make Roads Safe(メイク・ロード・セーフ)”への支援を表明したばかりだった。