2010年F1第19戦アブダビGPの金曜プラクティスを終えたマクラーレンのルイス・ハミルトンが、ブルーノ・セナの前を横切ってピットに入った件について語り、セナとの間に思い違いがあったとコメントした。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン フリー走行1=3位/2=8位
今日は、いくつかの部分でマシンを改善する必要があることがはっきりした。午後のフリー走行に向けて少し変更を加えたけど、バランスに苦労したよ。これまでの数レースでもあったように、フロントがロックするのが問題なんだ。安定性が十分ではないので、このサーキットには低すぎるダウンフォースレベルで走っていたのだと思う。だから恐らくこれは前進ではないものの、少なくともなぜペースがないかの理由は明らかになった。ルイスのマシンは僕のとは設定が違っていて、とても速い。だから僕らも自分のマシンに同じスイート・スポットを見つけ出せるといいね。この週末の残りを楽しみたい。明日に向けて前向きな気分でいられる理由もたくさんあるしね。
ルイス・ハミルトン フリー走行1=2位/2=1位
ここのところしばらく改変版リヤウイングを改善できるといいなと考えていたんだ。初めて鈴鹿でテストして以来、本当に完璧には機能していなかったから、最大限に活かしきれていなかった。でもポテンシャルがあるのは分かっていたよ。そしてやっときちんと機能させられるようになったのは、僕らにとって大きなプラスだ。マシンのフィーリングは良いから、明日の午後は良い予選結果が得られることを期待している。レッドブルはQ3で0.5秒縮めてくる傾向にあるから当然難しくなるだろうけど、僕らのペースはこれまでになく彼らに近づいている。今シーズン中のどの週末より、今回は最速のマシンに挑むための正しいパッケージがあると、本当に感じているんだ。フロントロウをかけて戦えると思う。
スチュワードに会いに行ったのは、単にコース上でブルーノ(・セナ)と何があったかを説明するためだった。少し誤解があったんだ。彼は自分の走行を始めようとしていて、僕はピットに入ろうとしていた。何も問題なくなるようにブルーノのところに話をしに行くよ。