ルイス・ハミルトンは、マクラーレンの新車には開幕戦オーストラリアで優勝争いができる速さがあると語った。
ハミルトンは今週のバルセロナテストで前半2日間を担当した。2日とも100周以上を走りこんだハミルトンは、苦労した2011年シーズン直前と比べてとてもいい状態だと語った。
「去年は30周走るのにも苦労した。でも(今日は)1日で120周走行した。前回そんなに走ったのがいつか思い出せないくらいだ。(去年に比べると)確実にいい状態だし、トップ勢と争えると確信している」
2日目、レッドブルのセバスチャン・ベッテルと同時期にレースシミュレーションを行ったハミルトンは、レッドブルはマクラーレンより少し速そうだと述べた。
「僕は自分の仕事に集中していた」とハミルトン。
「僕は常にユーズドタイヤを使っていたが、彼は2スティント目からニュータイヤを使い出したんじゃないかな。それでも彼はものすごくコンペティティブに見えた。おそらく僕らより少し速いと思う」
「彼らの燃料搭載量は分からないから、何かを判断するのはまだ早い。それでも彼が僕の後ろに走っていた時、彼のマシンのハンドリングはすごくよさそうに見えた」
ハミルトンはバルセロナサーキットの高速コーナーでマクラーレンが強力なのに驚いたと語った。
「このマシンが高速コーナーですごくいい動きをしたのですごく驚いた。マシンのベースラインは去年よりもいいし、高速でのマシンの特性も優れている」
「今後いくつかアップグレードを導入するから、高速コーナーでの挙動はさらによくなるはずだよ」