マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンは、レッドブル・レーシングのマーク・ウエーバーが最高潮の時に引退したいと思うなら今年がその年になるかもしれないと発言した。
今週末、ホームグランプリのオーストラリアGPを迎える33歳のウエーバーは、今年がF1での9年目だが、勝てるマシンを手に入れたのは昨年が初めてだった。ウエーバーは2009年、2勝を挙げてランキング4位につけており、今年のマシンRB6もタイトルを争える強力なマシンであると見られているため、今季はさらに上を目指すと思われる。一方で、2011年にはレッドブルはキミ・ライコネンを起用するのではないかとのウワサも流れている。
「彼がF1にあとどれぐらいいようと思っているのか知らないけど、ベストの状態でやめたいと思うかもしれないし、それが今年かもしれない。僕はそういう気がしている」とハミルトンはAPP通信に対してコメントしている。
「今年は彼にとって、いい形で(キャリアを)終えられる最高のチャンスがある。彼がそれを考えていたとしても僕は驚かないよ」