ルイス・ハミルトンは、マクラーレンの2012年型マシンMP4-27は自分とジェンソン・バトンの両方のドライビングスタイルに合ったマシンだと語った。
1日に行われたマクラーレンの新車発表会において、ハミルトンは、ふたりのドライバーの好みは似ているため、MP4-27はふたりの両方に合ったマシンになったはずだと考えている。
「僕らは同じチームの一員として密接に作業を行った」とハミルトン。
「ドライバーによっては求めるものが違うけど、ジェンソンと僕はセッティングが似ているから、求めるものが同じなんだ」
「僕より彼に有利なマシンだとは思わないし、彼も同じように考えていると思う。何が必要かに関して僕らは全体的に意見が一致しているんだ」
ハミルトンはMP4-27の外観も気に入っていると述べた。MP4-27のノーズにはケータハムに見られたような段差は設けられていない。
「素晴らしいと思う。ハードワークの結果がこのマシンの製作に盛り込まれている。それが見られて感激だ」
「最近の僕らのマシンの中で、一番洗練された外観のマシンだと思う。このマシンに乗るのが楽しみだよ」
昨年は一時不調に陥り、最終的にランキングにおいてバトンに敗れたハミルトンに、チームプリンシパルのマーティン・ウィットマーシュは、通常より長い休暇を与えたという。
「コロラドの寒い山の中で家族や友人と過ごした」とハミルトン。
「トレーニングに励み、マシンのことはそれほど恋しく思わなかった」
「しばらく距離を置くことができてよかった。それによってエネルギーを取り戻し、リフレッシュできた。新しい気持ちでトレーニングに戻れた。素晴らしい気分だったよ」
「とてもいい休暇をとらせてくれたマーティンにはとても感謝している」