2012年F1第14戦シンガポールGPの公式予選は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークし、2戦連続となる今季5回目のポールポジションを獲得した。

 ストリートサーキットを舞台に現地時間21時から行われた予選は、最初のQ1でザウバーの小林可夢偉が早々と姿を消し、続くQ2でも選手権ランキング3位のキミ・ライコネンが敗退するなど波乱の展開となるなか、Q3にはレッドブル、マクラーレン、メルセデスの各2台とフェラーリのフェルナンド・アロンソ、ロータスのロメイン・グロージャン、フォース・インディアのポール・ディ・レスタ、ウイリアムズのパストール・マルドナドという10台が駒を進めた。

 このQ3では、ここまですべてのフリー走行でトップタイムを記録してきたベッテルがポール争いの本命で、好調マクラーレンのハミルトンがそのベッテルに挑む展開が予想された。
 しかし、セッションが始まってみるとハミルトンが予想通りの速さでトップタイムをマークしたのに対し、ベッテルはQ2の自己ベストも上回ることができず苦戦。そのベッテルに代わり、2番手にはウイリアムズのマルドナドが飛び込んだ。

 ベッテルはなんとか最後にタイムを上げたものの、マルドナドにはコンマ1秒届かず3番手止まり。最後にベストパフォーマンスを発揮できなかったベッテルは予選後の記者会見で明らかな不満の表情をみせていた。

 タイトルリーダーのフェルナンド・アロンソはジェンソン・バトンの後ろ5番手。なお、メルセデスの2台はQ3でアタックを行わず、決勝でタイヤを自由に選べる作戦をとった。

 日曜の決勝レースは現地時間20時、日本時間では21時にスタートが切られる。

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