2012年F1第11戦ハンガリーGPの公式予選Q1は、マクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は15番手でQ2に進んだ。
24台で争われた予選Q1は、予想されていたとおり序盤からトラフィックによって各車はスローダウンを強いられる難しい状況のなかでのタイムアタックとなる。
そのなか、このQ1でトップタイムをマークしたのはハミルトン。彼は、多くのライバルがセッション終盤にソフトタイヤを投入するなか、ロータス勢とともに最後までミディアムタイヤで走行し続け、結果的にポール・ディ・レスタを約コンマ1秒上回るタイムでQ2進出を果たした。
一方、レッドブル勢はマーク・ウエーバーが16番手、セバスチャン・ベッテルも17番手とギリギリのポジションでQ1突破を果たし、ザウバーの可夢偉も最終アタックを前にノックアウトゾーンの18番手まで落ちるなど、苦しいかたちでQ2へ進んでいる。
このQ1でノックアウトされたのは、トロロッソのダニエル・リカルドとケータハム、HRT、マルシャの計7台。
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