ジェンソン・バトンは、マクラーレンがピレリタイヤでの初テストにレースドライバーを起用しないことを明らかにした。
最終戦アブダビGP終了後の11月19、20日に、来季からブリヂストンに代わってF1タイヤサプライヤーになるピレリのタイヤを全チームが初めて試す機会が訪れる。ほとんどのチームがレースドライバーをテストに起用するものとみられるが、マクラーレンはリザーブドライバーのゲイリー・パフェットとGP2ドライバーのオリバー・ターベイをテストで走らせ、バトンとルイス・ハミルトンは参加しない。
バトンは、自分自身は参加したかったが、チームの判断で欠席することになったと述べたとitv.comが報じている。
「僕はテストをしたかったのだが、チームが『きみがタイヤをテストする時期じゃないと思う。タイヤはこれから大幅に変わるから』と言ったんだ」とバトン。
「ドライバーの判断ではないが、僕らが新車で有益な情報を得るための本格的なテストができるまでに、タイヤは大きく変わるだろうということだ」
バトンは、2011年のタイヤ開発のプロセスに積極的にかかわることが重要だと述べている。
「タイヤに関してできるだけ多くのインプットを行うことが重要だ。だからこの冬は大変になるだろう。ピレリは大変だよ。それぞれの意見を持ったたくさんのドライバーたちと作業をしなければならない」
「だが僕らが気に入るタイヤにするために、できるだけ多くのインプットをする必要がある」