ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのジェンソン・バトンが予選後、宿舎に戻る途中に武装強盗団に襲撃されるトラブルが起きたが、チームが用意していた装甲車両に乗車していたこともあり、難を逃れている。
バトンは予選後、父親のジョン・バトンさん、理学療法士マイク・コリアー、マネージャーのリチャード・ゴダードとともにインテルラゴスからモルンビーに向け戻る途中、バトンたちが乗る車に武装強盗団が接近。バトンたちの車を襲撃したという。
マクラーレンは「インテルラゴスからモルンビーに戻る途中の土曜の夕方、ジェンソン・バトンを乗せた車に武装襲撃団が接近した。しかし、ジェンソンも車の他の乗員も怪我はなかった」と報告。
「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスでは、ジェンソンとルイス・ハミルトンが乗車する車に、危機回避技術の訓練を受け、武装した警察官が運転する装甲車両を提供していた。ジェンソンの乗車していた車の警官は素早く反応し交通の中をかき分け、危険を拝しジェンソンと乗員たちをホテルに届けることに成功した」
「こういった事件はブラジルGPでは多く発生しているが、今回はドライバーが狙われた最初の事件とも言える。ブラジルの警察当局は、さらなる安全をチームに提供したいと声明を発表した」