ロン・デニスがマクラーレンF1チームを管轄する立場に復帰したことで、チームの全員が今まで以上に気を引き締めて仕事に打ち込むようになったと、ジェンソン・バトンが述べた。
デニスは、2013年に低迷したチームを立て直すため、今年1月にマクラーレン・グループCEOのポジションに復帰、F1チームを権限下に置き、チーム体制の変更に取り組んだ。
チーム再編成の一環としてデニスは、チーム代表マーティン・ウィットマーシュを外し、ロータス代表エリック・ブーリエを引き抜き、レーシングディレクターの座に据えた。
バトンはデニスの復帰はチームにおいて大きな効果をもたらしていると述べた。
「テストの時にメカニックたちと話をした。ロンが前より頻繁に現場に来るようになるがどう思うかと聞いてみた」とバトン。
「彼らはより一層気を引き締めて仕事に当たると答えた。でも彼らはそれを喜んでいるのだと思う」
「チームの雰囲気がすごくよくなった」
「チームのメンバーは、お金をもらうためだけに仕事をしているのではない。彼らは仕事を愛し、何かを成し遂げることが好きなんだ」
「彼らは勝ちたがっている。そのためにはロンがF1チームを統括する立場に戻るのが一番いいと彼らは思っている」