ザウバーのチームプリンシパル、モニシャ・カルテンボーンは、ルーベンス・バリチェロの来季起用を否定した。
バリチェロはここ数日、来年ザウバーからF1復帰すると報じられ、一部では今季最終戦のブラジルGPでザウバーC32をドライブするとまで伝えられた。
カルテンボーンはそうしたなか、今週木曜日に「ドアはオープンなままにしている」と、メディアの質問に答え、バリチェロの復帰報道を加速させた。
しかしながら、韓国GPの予選後に再びバリチェロについて聞かれたカルテンボーンは、自身のあいまいなコメントがベテランドライバーに対する敬意のものだったと、レポーターに語った。
「彼(バリチェロ)が我々のためにドライブすることは考慮していません」とカルテンボーン。
「私は、ルーベンスをとても尊敬しています。私が、“いいえ、話すつもりはありません”と突き放すのは適当ではないと思ったのです」
バリチェロは、およそ1500万ドルのスポンサーマネーでザウバーにアプローチしたと考えられている。
