2013年F1シンガポールGPの日曜決勝で、ケータハムのシャルル・ピックは19位、ギド・バン・デル・ガルデは16位だった。
■ケータハムF1チーム
シャルル・ピック 決勝=19位
19位フィニッシュという結果に終わったけれど、それほどがっかりしていない。2回ストップ戦略をトライしたけれど、今回はうまくいかなかった。
スタートでの発進はとてもよかったが、ビアンキをよけなければならず、その後フォーストスティントの大半を彼に押さえられた。でもピットストップ直前にオーバーテイクし、数周にわたってギャップを拡大した。
ミディアムに替えた後はチームメイトを追いかけ始めた。セーフティカー出動時にまたミディアムに替え、その後、ギドと走った。ギドが再度ピットに入った時、僕らは2回ストップに切り替えることを決めた。
タイヤを労わって長い周回を走ったが、残り6周の時点でリヤタイヤが終わってしまい、もう1回ピットに入らなければならなくなった。そこで事実上、僕のレースは終わったようなものだ。
ギド・バン・デル・ガルデ 決勝=16位
タフなレースだったけれど、僕にとってすごくいいレースになった。今夜は本当に楽しめたよ! レースのほとんどの周回でウイリアムズと戦えたのはすごいことだし、東南アジアに戻ってきていいパフォーマンスを見せることができて、(チーム創設者の)トニー(・フェルナンデス)と(ケータハムグループの共同チェアマン)カマルディン(・メラヌン)にとってもよかったと喜んでいる。
スタートはあまりよくなかったけれど、1周目の終わりまでにシャルル、ビアンキ、ボッタスを抜いて、最初のピットストップまでスーティルの後ろを走った。
スーパーソフトを装着した時のマシンは素晴らしかった。ファーストスティントでは、12番手までのマシンと同じくらいのペースで走れた。
ミディアムに替えた後、まだボッタスの前にいたが、彼はスーパーソフトを履いていたから、3周後ぐらいに抜かれてしまった。セーフティカーが出た際にミディアムに替え、リスタート後、ボッタスを抜いたが、その後、また抜き返された。
終盤は2回ストップ戦略をとっていたシャルルに追いつくことに集中した。長いスティントをタイヤを労わりながら走っている彼に、僕は1周2秒ぐらいのペースで追いついていき、彼が最後のピットストップをしなければならなくなる直前にオーバーテイクした。その後は16位を守ってチェッカーを受けた。