“F1最高権威”バーニー・エクレストンは、先日ブルーノ・セナの加入を明らかにしたカンポス・メタF1チームについて“ブラジルコンビ”だと面白いのではないかと語っている。そして、セナとコンビを組む相手としてネルソン・ピケJr.を挙げている。
カンポス・メタはCEOのエンリケ・ロドリゲス・デ・カストロがブルーノ・セナと契約を交わしたと明らかにし、セナは2010年F1新チームで最初のドライバーとなった。エクレストンはこのことについて、F1における偉大な名前が帰ってくることについて喜んでいるというが、似たようなカラーがもうひとり見られれば、さらにうれしいのだという。
たとえそれが、昨年のシンガポールGPで故意にクラッシュをしたと証言をしたネルソン・ピケJr.だとしても。
「セナの加入はみんなにとってよいことだ。セナ、カンポスそしてF1にとっても。非常に喜ばしい。もう1台のマシンは彼ら次第、というところだろう。それが一番重要だが」とロイターに語っている。
CEOのデ・カストロは第2ドライバーについては改めて明らかにするということで、その候補としてはペドロ・デ・ラ・ロサが最有力。しかしながら、エクレストンはピケJr.のカムバックがみたいと希望する。
「いいことだと思わないか? もうひとつのビッグネームのカムバック……」と毒っ毛たっぷりにコメントしたという。