F1パワーユニットマニュファクチャラーはコストや供給の保証などの問題を解決するための対策案のひとつとして、パワーユニットを1シーズン1ドライバーあたり3基に制限することを検討している。しかし元FIA会長マックス・モズレーは、一気に2基に減らせば問題はすべて解決すると主張した。

 パワーユニットの供給価格が高騰していること、レッドブルがパワーユニットのスイッチができなかったように、カスタマーチームへの供給の保証がなされていないことを懸念したFIAは、今とは別仕様の安価なエンジンとの混走案を提示したが、F1コミッションはこれを否決した。その代わり、マニュファクチャラーは対策を講じることに同意、解決案は1月15日までに提出しなければならず、その内容によってはFIAは2017年のインディペンデントエンジン導入について再検討すると示唆している。

 先月、マニュファクチャラーが協議している案が明らかになった。パワーユニットを1シーズン1ドライバーあたり3基に制限する(2015年は4基)こと、一部パーツを凍結すること、スタンダードパーツの導入という内容だったが、モズレー元会長は、基数制限を2基に減らすことで簡単に問題は解決すると考えている。

「今問題となっているのはエンジンのコストと供給だ」とモズレーが語ったとMotorsport.comが伝えた。
「規則を変更し、1シーズン1台あたりエンジン2基に制限することで解決できるだろう」
「そうすることでコストを半減し、供給を倍にすることができる。今のエンジンなら多少の調整でそれを実行できる」

「エンジンサプライヤーは『そんなことは不可能だ、悲惨な状況になる』と言うだろう。だがF1の歴史を振り返ると、実際そうなったことなど一度もない」

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