ヒスパニア・レーシングは、同チームが今シーズン末まで参戦し続けるのは難しいだろうというウワサを否定した。
F1最高権威のバーニー・エクレストンは週末のモナコのパドックでヒスパニアが財政的に問題を抱えていることを認める発言をしている。同チームは今季開幕直前になってホセ・ラモン・カラバンテがチームを取得し、どうにか参戦にこぎ着けたが、これまでの6戦ではトップチームから5〜7秒もの遅れをとるなどマシンのレベルの低さを露呈している。
しかし、オーナーのカラバンテは、チーム存続さえも危ぶむ周囲のウワサに対し、これらをきっぱりと否定している。
「財政的な問題などない。我々はすでに2011年に目を向けている」
「そうしたウワサは明らかに我々についてのものではない。多分、エクレストンはスポンサーの少ない他のチームについて話していたのだろう」