ロータスのボス、エリック・ブーリエは、ニコ・ヒュルケンベルグとの来季契約を済ませるよう、チームの新たな投資家であるクワンタム・モータースポーツから要請されていることが分かった。
6月の発表からおよそ5ヶ月、この間、インフィニティ・レーシングからクワンタム・モータースポーツへと名称を変えた投資家グループは、チームオーナーのジニー・キャピタルからロータスF1の株式35パーセントを購入することで合意したことを、週末のアブダビで明らかにした。
彼らは今、優先事項として、今季限りでチームを離れるキミ・ライコネンの後任ドライバーとして、今季ザウバーに所属するニコ・ヒュルケンベルグとの契約をすみやかに締結するよう、ブーリエに要請しているという。
「次期オーナーおよび株主としての我々は、自分たちのお気に入りが何であるかをハッキリと明らかにした」と、来季のドライバーラインナップについて問われたクワンタムのチーフ、マンスール・イジャズは語っている。
「私は、キミと次のドライバーに考えているニコ・ヒュルケンベルグとの移行がより円滑に進むことを願っている。しかし人生は、望むほど明らかにうまくことが進まないこともある」
イジャズは、ヒュルケンベルグとの契約期限について、次のように語っている。
「その部分は進行中のため、私がコメントする立場にはない。私は契約の用意が整い、準備が完了したことをお伝えできるだけだ」
「これによってニコがエキサイトすることは分かっている。だから、すべてが確定するにも非常に短期間で済むだろう」