IZODインディカー・シリーズにアンドレッティ・オートスポーツから参戦するジェームス・ヒンチクリフは、インディカー初勝利を今季挙げられることを信じているようだ。
2011年にニューマン・ハースからインディカーデビューを果たしたカナダ人のヒンチクリフは、2012年に名門アンドレッティ・オートスポーツに移籍。シーズン8位という成績でシーズンを終えている。
インディ500では予選2番手を獲得、ロングビーチやミルウォキーでは3位表彰台に上りシーズン途中まではランキング2位をキープしていたヒンチクリフだが、勝利を挙げることはできず「2013年シーズンのスタートを待ち望んでいる」と語る。
「2012年のアンドレッティ・オートスポーツはとても強かったよ。僕にとって今は、基礎を作っていき、昨年少し弱かった部分を改善することが重要なんだ。もちろん強いと感じていた部分でもね」
「とてもコンペティティブなシリーズだし、改善していく余地は常にあるよ。僕たちは2013年が進んでいくことを期待している。僕たちは勝利できるチームであり、今は特にエンジニアのクレイグ(ハンプソン)の経験が生きるはずだ」
「このレースでとか、この日に初勝利を挙げなければならないなんて心配はしていないよ。僕たちがしっかり仕事をすれば、その日は来るだろうね」
「オフシーズンは何度も見直して、僕たちは、いくつかの弱点や改善できる個所を見つけることができたんだ。(勝つためには)もちろん運も必要だよ。でも、幸運を得るためには一生懸命仕事をしなければならないんだ。それが今季の僕たちのアプローチだよ」
また、昨年ダニカ・パトリックと入れ替わりでアンドレッティ・オートスポーツに移籍したヒンチクリフは、デイトナ500でダニカがポールを獲得したことがプレッシャーになると語っている。
「彼女は注目を浴び、早くも成功をもたらしている。同じゴーダディ・ファミリーとして契約している僕には少しプレッシャーになっているね」