1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ビルヌーブが、ロータスF1と契約間近なのではないかとスカイ・スポーツが伝えている。
先日、グループ・ロータスの本拠地を訪問しロータス・エヴォーラをドライブする機会を得たビルヌーブだが、スカイ・スポーツによればビルヌーブ加入の報告はクリスマス前に為されると報じており、先日のロータス訪問後、ビルヌーブはヨーロッパからカナダに戻っていないという。
ロータスの最高責任者であるリアド・アスマは、「決定が近いうちに為される」と語る。「我々はふたりのドライバーを決めるが、交渉は現在まっただ中だ」
一方、カナダGPに関わるオクタン・レーシング・グループのフランソワ・デュモンティエは「ジャックがF1に戻ってくるならば、それがグランプリ開催の一助になると否定できない」とナショナル・ポストに語っている。
「カナダの人々は彼を愛している。我々はジャックがNASCARでここを走ったときに、どれほど人気があったか見てきた。もしジャックがロータスに乗るならば、私が彼のナンバーワンのファンになるだろうね。彼を助けることができるなら、我々がするべきだ」
ビルヌーブに冠してはロータスの噂が根強く流れているが、USF1、そしてかつて所属した経験もあるルノーにも可能性があると言われている。