ルノーとフラビオ・ブリアトーレがネルソン・ピケ親子に対して訴訟手続きを開始したとの発表を行ったのを受け、ネルソン・ピケJrが声明を発表、自分は真実を話していると主張した。
ピケは自分は真実を言っており、何も恐れてはいないと主張している。ピケは、2008年のシンガポールGPで、チームの指示で故意にクラッシュし、チームメイトのフェルナンド・アロンソの優勝に貢献したとFIA に対して申し立てている。FIAは調査を行った後に、世界モータースポーツ評議会の臨時会合を行うことを決定、ルノーを召集した。ルノーチームは11日に声明を発表し、ピケ親子に対する訴訟手続きを開始したことを明らかにした。
これに対し、ピケは以下のような声明を発表している。
「現在行われているFIAの調査に関し、僕はFIAに完全かつ誠実に協力している」
「僕は真実を話しているので、INGルノーチームにしろブリアトーレ氏にしろ、何も恐れることはない。調査されていることが持つ力と影響、彼らの豊富なリソースは承知しているが、脅されて後悔するような決断をするようなことは二度としたくない」
「僕はFIAの調査と世界モータースポーツ評議会に完全な信頼を置いている。2009年9月21日のヒアリングの決定が出るまでは、これ以上のコメントは控える」