タイヤサプライヤーのピレリは、F1第13戦シンガポールGP決勝での戦略予測と代替戦略を発表した。

　ピレリは、理論上の最速戦略は3ストッパーになるが、トラフィックや路面コンディションなどを考えると現実的には2ストップ戦略が主流になるだろうと予測している。

　そのため、スーパーソフトタイヤでスタートし、16周目のストップでミディアムタイヤへと交換。その後39周目にスーパーソフトへ交換してチェッカーを目指す戦略が最速とした。

　またピレリは、スーパーソフトタイヤでスタートし、ストップを行う周回数も16周目と39周目と変わらないものの、2度のタイヤ交換でともにミディアムタイヤを装着する作戦を代替戦略として挙げた。

■戦略予測
スーパーソフトでスタート
1回目のストップ：16周でミディアムへ交換
2回目のストップ：39周でスーパーソフトへ交換

■代替戦略
スーパーソフトでスタート
1回目のストップ：16周でミディアムへ交換
2回目のストップ：39周でミディアムへ交換

■FP3のラップタイム上位
1.ベッテル　1分44秒173　スーパーソフト新品
2.グロージャン　1分44秒364　スーパーソフト新品
3.ロズベルグ　1分44秒741　スーパーソフト新品

■トップ10ドライバーの使用タイヤ
1.ベッテル　スーパーソフト　1分42秒841
2.ロズベルグ　スーパーソフト　1分42秒932
3.グロージャン　スーパーソフト　1分43秒058
4.ウェバー　スーパーソフト　1分43秒152
5.ハミルトン　スーパーソフト　1分43秒254
6.マッサ　スーパーソフト　1分43秒890
7.アロンソ　スーパーソフト　1分43秒938
8.バトン　スーパーソフト　1分44秒282
9.リカルド　スーパーソフト　1分44秒439
10.グティエレス　スーパーソフト　タイムなし