ミシュランがF1復帰の条件として18インチのホイールに変更することを求めているが、もしそれが認められれば、ピレリも2011年のF1参戦を検討するかもしれない。
ブリヂストンが2010年末で撤退するため、現在FIAは来季以降のF1タイヤサプライヤーを探している。有力とされているミシュランは、スポーツカーに合わせて18インチのホイールに変更することを条件のひとつに挙げていると言われている。
ピレリ会長であるマルコ・トロンチェッティ・プロベラは、当初はF1復帰を否定していたが、ある条件が満たされれば考え直す可能性もあると示唆した。ピレリもホイールを13インチから18インチに変更することを希望していると見られる。ピレリが参戦することになれば、ミシュランが望む他メーカーとの“タイヤ戦争”も実現する。
「これは我々が長年押し進めてきたことだ」とトロンチェッティが語ったとイタリアの通信社ANSAが伝えている。
「まだ具体的なことは何もないが、ふたつのファクターは非常に興味深い。変更がこういった方向性にいくなら、F1復帰を検討するだろう」
来季のタイヤサプライヤーとしては、最近ではクーパー・エイボンも候補に挙がっている。