ピレリは、2013年もハイミ・アルグエルスアリとルーカス・ディ・グラッシが公式テストドライバーを継続すると示唆した。
2014年の新規則に向けてタイヤの開発プログラムを進めているピレリは、昨年のレースを経験したドライバーを今季テストドライバーに起用するのではないかと一部推測されていた。
しかし23日、ピレリのモータースポーツディレクターであるポール・ヘンベリーは、ふたりの若手をキープすることに満足だと述べ、2014年は特にシミュレーターでの作業が増えることを明らかにした。
「今日、(カムイ)コバヤシがテストドライバーとして発表されるだろうと、Twitterで読んだ。だが、彼はそうならない」と、ヘンベリーはこの日ミラノで行われたピレリの公式ラウンチでコメントした。
「変える理由がない。我々には、ハイミ・アルグエルスアリとルーカス・ディ・グラッシと過ごした素晴らしい時間がある」
「我々が最初に必要としているのはF1との契約更新であり、次にくるのがタイヤとコンパウンドだ」
ピレリは、公式ラウンチにも出席した元F1ドライバーのジャン・アレジがピレリのブランド大使に就任したことも発表している。