シンガポールGPのレーススチュワードは、土曜日に行われた公式予選でフェラーリのジャンカルロ・フィジケラに他車への進路妨害にあたる行為があったとして、訓告の処分を下している。

 レポートによれば、フィジケラは予選Q1においてエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の走路を妨げる場面を作ったとして、セッション終了後にスチュワードによってチームデータとGPS情報の精査が行われた。その結果、問題にあがった行為がスポーティング・レギュレーションの第31条7項に違反するものであると判断された。しかし、この違反に対する処分は訓告に留まり、グリッド降格などの実質的なペナルティは免れている。

 また、同じ予選Q1でフォース・インディアのスーティルも中嶋一貴(ウイリアムズ)に対する同様の行為を審議されているが、こちらは処分の対象になっていない。

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