ヴァージンは、マネジメントの再編に伴い、過去にジョーダンなどでコマーシャル部門を率いたイアン・フィリップスが新たにチーム入りしたことを明らかにした。
来週7日にロンドンで新車を発表するヴァージンは、昨シーズンの開幕前にフォース・インディアを離脱しF1から離れていたフィリップスを、マルシャ・ヴァージン・レーシングのチーフ・オペレーション・オフィサーとして迎えることを認めた。すでに彼は、現在行われているバレンシア合同テストでチームに帯同している。
またこれに伴って、それまでチームのCEO(最高経営責任者)を務めていたグレアム・ロードンが新たにチーム・プレジデントとしてFOTA(フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション)の仕事に従事。今季からヴァージンのタイトルスポンサーを務めるマルシャ・モーターズUKのマネージングディレクター、アンディー・ウェッブがロードンの後を引き継ぎ、マルシャ・モーターズ社長のニコライ・フォメンコがエンジニアリングディレクターに任命された。
ジョン・ブースは、今まで通りチーム代表の座に留まり、間もなく迎える2年目のシーズンに挑む。